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車についてしまう染み汚れの発生原因とは!?

車についてしまう染み汚れの発生原因とは!?

空駐車してたら車に染みみたいのができてしまったぁあ・・・(´;ω;`)
なんて事ありませんか!?

 

あるあるだよねぇ。。。一体あの染みの正体ってなんなの??

お世話になっております。
出張得意な車屋さんでお馴染みのリアビジョンです!
いつもいつも御覧になって下さり本当にありがとうございます!

以前、お客様から車の天井面やボンネットに染みのような物が出来てしまったというお話しを頂きました。
最近の夏は猛暑続きという事もあってそういったお話しを聞く機会が増えてきたように感じます。
これは「イオンデポジット」と呼ばれる汚れで車とは切っても切れない腐れ縁ってやつですね・・・。

という事で本日は「イオンデポジット」についてお話しをさせて頂ければと思います!!

イオンデポジットとはなんぞや?

ある時、ふと車をみてみるとガラスやボディーに白い染みが付いているに気づく時がありますよね?
この白い染みは「ウォータスポット」と呼ばれる汚れで、ボディ面や窓ガラスに付着した水が蒸発した後に発生しやすいです。
普段私達が生活するうえでかかせない「水」なんですが無色透明に見えて実は色々なイオン成分を含んでいる場合があり、ボディーやガラスに付着し蓄積物として残るので「イオンデポジット」とも呼ばれていますね!!

他にも、「染み、ウロコ、雨染み、水垢、雨スジ、スケール」など車業界では様々な呼び方でよびますが、おおまかには同じ汚れの事を指しているのではないでしょうか。
ここではわかりやすいように「イオンデポジット」で統一した呼び方にしたいと思います。

イオンデポジットの発生原因となる物質の種類

古来より水は私達の生活にはなくてはならないものですよね。
元は全て「水」なんですが、様々な物質を溶かし込み、含む性質がある為、包含する物質によって様々な性質に変化します。

有機物由来の物を含んだ水

地上から蒸発した水は空の方で雲となり雨となって降りてきます。
このようなサイクルをしている間に空気中の窒素酸化物(NOx)硫黄酸化物(SOx)などの有機物を多く含む事によって有機質寄りの性質になります。
花粉、PM2.5や黄砂なども有機質由来の汚れになりますね。

無機物由来の物を含んだ水

日本では世界規模でみても水道水の質が高い事は有名ですね!
普段料理や飲料に使っている水道水は安全に使えるようにミネラル群と呼ばれる、塩素、マグネシウム、ナトリウム、カルシウムなどの無機質イオンが多く含まれています。
また、今の時代ではちょっと珍しい井戸水も山から地下層に流れ、私達の元にたどり着くまでに不純物がろ過され、いろいろなミネラルを含むので無機質寄りの性質となっております。

イオンデポジットが出来る原因

先程、水には無機質寄り、有機質寄り分類する事が出来ると説明しましたが、私たちが乗る車も同様に分ける事ができ、同じ性質同士の物は結合しやすいという特性をもっています!
その為、車の窓ガラスとボディーでイオンデポジットの発生原因が異なります。

窓ガラスに出来るイオンデポジット

車の窓ガラス面は主にケイ素からなる無機物の性質物です!
その為、水道水や井戸水などに含まれてる塩素・カルシウム・マグネシウムさらにはケイ素などの無機物と結びつきやすいのです。
洗車などをして拭きとらずにそのまま放置してしまうと、水分だけが蒸発してしまい中に含まれている無機物がガラスと結合してしまい、これがイオンデポジットになり、いくら洗っても取れなってしまうんです。
注意してほしいんですが、状態が悪くなるとガラスとシリカ(水分が蒸発する際にケイ素が酸化してシリカになります)が溶け合ってしまい完璧には取れなくなってしまいます!!!!
洗車をしたら必ず拭きとるようにして下さいね。。

拭くのめんどいからって放っておいた事が何度もあるさーー!

ボディー に出来るイオンデポジット

車のボディー面は必ずといっていいほど、塗装されてますよね?
この塗装が有機物の性質の為、大気中のあらゆる有機物を取り込み酸化した雨は酸性雨となり空から降り注ぎます。
同じ有機物同士なのでボディーに付着しやすく、さらには太陽熱などで熱くなったボディーが雨の水分を蒸発させ、酸化された雨の濃度が濃くなってしまいやがて車のボディーを腐食させてしまうんです。
これがリング状のイオンデポジットになり、放っておくと腐食が浸透してしまい塗装が浮いてしまう可能性があるんです。

腐食って聞くととっても怖いわね・・・・

腐食から守るという意味でもコーティングはとっても大切なんだね♪♪

まとめ

いかがでしたでしょうか?
同じ車でもガラス面・ボディー面場所によってイオンデポジットの発生原因が違うという事が少しは伝えられたでしょうか!?
勘違いしないでほしいのが同じ性質の汚れ同士が付きやすいのであって、ボディーでもガラスでも無機物・有機物の汚れはついてしまいます。
ガラスコーティングなどをする事でこれらの汚れが付きにくくなりますのでおススメですよー♪
Liavisionではお客様が満足するようなガラスコーティングで新車以上の輝きを目指しております。
少しでも興味がありましたらお気軽にお問合せくださいませ!!

本日も最後までありがとうございました(*’▽’)