いつも大変お世話になっております!
出張得意な車屋さん
Liavision(リアビジョン)でございます。
夏がきましたね!
今年は梅雨明けが早いそうで、というか日本史上一番早い梅雨明けだそうで映画「いまあい」の中村獅童さんもビックリっすね。
いや・・・短・・・って文句言ってるよ。
映画「今、会いに行きます」通称「いまあい」は夫役の中村獅童さんと妻役の竹内結子さんが梅雨の期間だけ会えるっていう涙なしでは見られない感動作品ですね。
とっても良い映画なのでおススメです!
とまあ獅童さんのプンプンした話しはさておき、本題に入りましょう!
本日の作業は「自転車のパンク修理」です!
先日、とある学生さんから「チャリパンクしちゃいましたー」という事でお仕事の依頼を頂きました。
早速現物確認してみると、確かに自転車の後輪がペッタンコになってました。
注意して頂きたいのは自転車がパンクしてしまったら、直ちに自転車から降りて押して歩いて下さい!!
このあと理由は後述しますが「パンクしちゃったーまぁいいっかーそのまま乗って帰っちゃおう」はやめて下さいね( ゚Д゚)
自分もよくやってしまいがちなんですけどね・・・・
パンクしちゃったーこのままノッちゃおう♪♪♪
いや、そっちはPunk!今回は自転車のパンク!!
もくじ
現状確認
学生さんが仰ってた通りたしかに自転車の後輪がペッタンコになってました。
自転車のタイヤはスポークタイプが採用されている事が多いので私達がよく見るタイヤの部分とは別に「チューブ」と呼ばれる物がタイヤの中に入ってます。
普段、空気入れで等々でタイヤにシューシューと空気を入れてると思うのですが、正確に言うとタイヤではなく、タイヤの中のチューブに空気を入れているという事になりますね♪
パンクとはこのチューブから空気が漏れてきている状態の事を言っていますのでタイヤではなくチューブを修理しなくてはなりません。
パンクした時にそのまま乗ってはいけない理由
先述しましたが、タイヤがパンクしてしまうと中のチューブがペッタンコになってしまうのでリム部分で傷をつけてしまいチューブがボロボロになってしまいます。
そうなってしまうとチューブを交換しなくてはいけなくなってしまい修理にかかるお金も時間も増してしまうのです。
修理
チューブの空気を入れる部分を分解します。
複雑な構造になっているわけではないので簡単に分解できます。
根本についてるナットも外してしまいましょう。
タイヤレバー2本(無ければマイナスドライバー等で代用可)でリムからタイヤこじって外していきます。
1本目のマイナスドライバーでタイヤこじって外してそのまま固定、もう片方で違う箇所をこじる。これを繰り返していき、タイヤの片側のサイドウォール?部分を外していきましょう!
ここで無理やりこじってしまうとチューブに傷をつけてしまう恐れがあるので慎重にいきましょう。
空気が漏れている箇所を特定したいのですが、目視だと全然わかりませんね。。。
そこで、大きめの桶に水を張り、空気を入れたチューブを入れてブクブクと泡がでてくるところを探します。
ここだ~!
私の目はごまかせてもお水の目は誤魔化せません!!
どうやらパンクの原因は気が足りない状態で乗っていて段差を乗り越える時にリムで傷つけたようです。
穴が空いているところを修理してもいいのですが、チューブ自体がボロボロになってしまっているので修理後のトラブルを防ぐ為にもチューブ交換の方がスマートですな。
ボロボロ・・・・
分解
チューブを交換する場合は後輪を外さないと外れない為、フレームから後輪を脱着していきます!
まずは荷台や泥避けに繋がってるアームをがとまってる箇所を外していきます。
ワッシャーの順番などを忘れてしまわないよう注意が必要。
ブレーキ
ブレーキ部分の分解です。フレームに固定されているボルトを外して次にワイヤーを外していきます。
・・・ん?あれ?これどうなってんだ?ここのワイヤーの最後が太いとどうやってもとれない気が・・・・
と思ったら簡単に外れました~
フレームに固定されているボルトとワイヤーが外れればブレーキの分解は以上です。
ギア部分の分解
次に反対側のギア部分の分解です。
カバーを外してワイヤー部分のボルトを外し、ワイヤーを緩めてピンを止めている部品の稼働範囲を広げてシャフトを抜きます。
ワイヤーを固定するブラケットも外しましょう。
ナット類を外して、ブラケットを分解外します。
スプロケットよりチェーンを外す
スプロケットからチェーンを外していくのですが、外す前にチェーンの張りがどれくらいだったかを覚えておきましょう!
不安であれば合いマークなどで印をつけておくと安心ですね。
後ろ側についている左右のアジャスターボルトを緩めてチェーンをたるませてスプロケットより外しましょう!
チューブ交換
チェーンが外れたら自転車を横にしてサイドスタンドを外します。
ここまでくればタイヤが外れるのでタイヤを外してチューブを交換していきましょう!
先程引き出しておいたチューブを外して新しいチューブをいれます。
タイヤの大きさに合ったチューブを入れるのですが、今回はパンクしてもリムで傷がつきにくい厚いタイプの物にしました。
空気を入れる部分から最初に入れて抜けないようにナットで軽く止めて、残りのチューブをいれます。
チューブが全て入ったら少しだけ空気をいれて張らせておくとタイヤをリムにハメ込んだ時にチューブが傷つきにくくなります♪♪
タイヤのサイドウォール部分をリムに入れ込みます。
これで空気を入れて空気が抜けなければ成功です!!!!
あとはバラした時と逆の手順で組み上げ、チェーンの張りを調整すれば作業終了となります。
おつかれさまでしたーーーー( `ー´)ノ