どーも皆さんこんにちは♪
出張得意な車屋さんでお馴染みのリアビジョンです!
いつもいつもありがとうございます!
皆さんがご自身で愛車をメンテナンスする時に手順書があれば便利だな~と
思いメンテナンス全般の手順やちょっとしたコツなどを書いていきたいと思いました。
「楽しく!」「わかりやすく!」「丁寧に!」の三本柱で構成していこうと思います♪
本日はメンテナンスの基本、皆さんお馴染みの
「エンジンオイル交換」
のやり方を書き綴っていきたいと思います!
名付けて「自分で出来るもん!!」シリーズです♪
ではではさっそくいってみましょー (‘◇’)ゞれっつごー
もくじ
オイルの粘度を確認
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まず始めに、自分の愛車に入っているオイルの粘度を確認しましょう。
0W-20とか10W-30とか書いてあるアレです!
粘度とはオイルがサラサラなのかドロドロなのかを表す指数です。
ダッシュボードなどに車両の情報が載っている取扱説明書というものが入ってますので、
その中に記載されている自分の愛車のオイルの粘度を確認してみましょう。
特別な理由がない限りは取扱説明書に記載されている粘度のエンジンオイルを用意しましょう。
エンジンオイルの種類
車には大まかに分けてガソリンエンジン、ディーゼルエンジンの2種類です。
※特殊車両や電気自動車は除きます・・・
それに伴い使用するオイルの種類も変わってきますので車検証の燃料の種類の欄で確認してみましょう。
もしくは分解整備記録簿や運転席のハンドル付近(特にドアを開けて横から除くと見えるところ)に
以前オイル交換で使用したオイルステッカーなどが貼ってあるので参考にしましょう。
オイルの粘度の目安
ガソリン車の場合
軽自動車や普通車⇒5w-30
ハイブリッド車やエコカー車両などの燃費を重視するお車⇒0w-20
スポーツカーや外車などは⇒5w-40や10w-40
ディーゼル車の場合
ガソリンエンジンに比べ圧縮比が高いのでガソリンエンジンのオイルと比べ粘度が高い傾向があります。
その為、ディーゼルエンジン車には10W-30または15W-40といった粘度のオイルがおススメです。
用意するもの
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・エンジンオイル
・メガネレンチ17×14(外車の場合は13×11?)
・オイルジャッキ
・オイルジョッキなどオイルを入れる容器的な物
・抜いたオイルを受ける容器(廃油ポイ捨て君があればベスト!)
・ビニール手袋
・馬(リジットラックorジャッキスタンド)
・輪停め
エンジンオイルオイル交換の手順
1後輪タイヤに輪留めをかける
まずはサイドブレーキをかけましょう!
フロントをジャッキアップするので車両が後ろに下がらないようにする為です。
もしもの時の為に後輪タイヤに輪留めを設置しておくのがベストですね!
輪留めなんかねーよ!って人はつけもの石かなんか置いておきましょう。
とにかく車両が後ろに下がらない事が重要なのです。
ボンネットを開ける
運転席足元にあるレバーでボンネットを開けましょう。
このボンネットを開ける部品(オープナー)は電動の物や給油口開くレバーと一体の物もありますね。
ボンネットを開ける手順はこちらです。
長身の方はどのタイミングでもOKです。
油圧ジャッキで車両を持ち上げるのでこの段階でボンネットを開いておかないと
低身長の人にとっては車の前側が上がってると
全開にする時「うぅ。。。届かん・・・」ってなりかねないのです。
(経験者は語る・・・)
背が小さいとは言っていない・・・・
車両の前側を持ち上げる
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オイルジャッキで車両を持ち上げます。
車にはジャッキポイントと言って4ヵ所ぐらいジャッキをかけるポイントがありますので
右前(運転席側)のポイントにジャッキの先端の部分をかけて車両を持ち上げましょう。
ここからは車の前側が上に持ち上がるので周囲が安全かどうかを確かめながら
ゆっくりでもいいので持ち上げましょう。
大体人が寝そべって潜れるくらい(タイヤが床から5センチ浮くぐらい)が目安ですねー。
ジャッキスタンド(馬)をかける
車両を持ち上げましたら念の為に馬(リジットラックorジャッキスタンド)をかけておきましょう。
潜った時に油圧ジャッキの油圧が抜けて車両が落ちてきたなんて時の為の保険となりますので、
安全第一の為にかけておきましょう。
オイルパンや樹脂などの脆いところにかけると破損や凹みなどにより落下する恐れがあるので
ロアアームやフレームなど頑丈な場所にかけましょう!
反対側(助手席側)も同じような手順でジャッキで持ち上げて馬をかけておきます。
オイルパンのネジ(ドレンボルト)を緩める
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車体に馬がかかって前側が持ち上がった状態になったらいよいよ本番突入です。
オイルパンのドレンを探し出しましょう。
ドレンボルトを見つけたら用意したメガネレンチ17×14をかけて反時計回り方向に
この時、メガネレンチをトントンと叩くように緩めて下さい。
グッと力を入れて回そうとすると外れた時に勢い余ってぶつけてしまう恐れがあるので
トントンしながら回すのがベストですよ!
この時ドレンボルトを完全にとるとオイルが出てきてしまうので緩めるだけですよ?
※車体によってはアンダーカバーという樹脂製のカバーが付いていて見えない場合もあるので
その時はアンダーカバーを外してみてください。
抜いたオイルを受ける容器を設置する
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オイルを抜いた時に床がオイルまみれにならないようにドオイルパンの下にオイル受けを設置します。
車種によりけりですが大体の車のオイルは抜いた直後は真下に垂れないので
やや後方に設置して下さい。
リカバリーとしてオイル受けの下に段ボールなどを敷いておくとベストですよ!
※抜いたオイルは各自治体の処分方法に従って廃棄しましょう。
ドレンボルトを取ってオイルを抜く
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先程緩めたドレンボルトを完全に抜きます。
手が汚れますのでビニール手袋をする事をお勧めします!
エンジンが温まっている状態だと手にかかった時に熱いですのでエンジンが
冷えてからトライするのがおススメです。
オイル受けの準備はOKですか?エンジンは冷えてますか?
ドレンボルトを反時計回り回して取っちゃいましょう!
ボルトが外れた直後はエンジンオイルがピューってでてきます!
時間とともオイルが出てくる勢いが弱まってくるのでオイル受けに抜いたオイルが入ってるか確認しながら動かして下さい。
最初は手が汚れますが慣れると汚れなくなるので大丈夫です!コツは、ドレンボルトを抜く直前に横方向にに素早く抜く事です。
また、オイルを抜く前にエンジンオイルのレベルゲージを引き上げておけば比較的早く
オイルが抜けて時間短縮になります。
ドレンボルトを締める
エンジンオイルが、ポタっと雫状になったらドレンボルトを入れてメガネレンチで時計回り方向に回して締め付けます。
締め付けトルクは30~40N・mなので片手で蛇口を力いっぱい締めるぐらいの感覚ですね。
締め付けた後はドレンボルト付近の汚れた箇所をパーツクリーナーとウエスを使って
綺麗にしておきましょう。
私は自信がないからオイルが漏れるようなら増し締めしようかしら・・・・
※ドレンボルトを力いっぱい締め付けるとオイルパンが破損する恐れがありますので気を付けて下さい。
エンジンオイルを注入する
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エンジンオイルをジョッキに入れ、エンジンオイルを入れる準備をします。
種類によって異なりますが、最初は2リットル程度を目安にしましょう。
エンジンオイルを入れる前にエンジンオイルのレベルゲージを少し外しておくとエンジン内の空気が抜けて
エンジンオイルが入れやすくなりますので試してみて下さい!
エンジンのフィラーキャップを外してエンジンオイルを注入していきます。
1リットル程注いだらエンジンの下廻り覗いてオイルが漏れていないかをチェックです。
漏れてる時はドレンボルトを増し締めしてください。
問題なさそうなら2リッター全て注ぎます!
注ぎ終わったらレベルゲージでオイル量を確認して、
Hiを超えてしまっていたらオイルをドレンから抜いてください。
車両をジャッキから降ろす
エンジンオイルを注いだら、ジャッキポイントにジャッキをかけて
ジャッキスタンドから車を卸します。
アンダーカバーなどを外していたら、取り付けも忘れずにしましょう。
車両を下ろす際は周囲に気を配りながらゆっくり安全に降ろしましょう。
エンジンオイルレベルゲージでオイル量を調整
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オイルレベルゲージでオイル量を調整しながらオイルを継ぎ足していきます。
ジャッキから車両が降りて車が平坦な状態になるのでここで
レベルゲージのLowとHiの間に入るようにオイルの量を調整して下さい。
ちなみにベンツや大きいお車は8リッター近く入ります( ゚Д゚)ヒェ。。。
フィラーキャップを締めて完了!
フィラーキャップや輪留めを外して作業完了!!
最後にレベルゲージが外れてないか、工具等などの忘れ物はないかを確認しましょう。
問題なさそうでしたら、ボンネット締めてオイル交換完了です!
ここまでお疲れ様でした。愛車もご機嫌なハズ♪
まとめ
いかがでしたか?
大変そうなオイル交換ですが、慣れてしまえばだれでも簡単にできます♪
長々と書いてしまいましたが
・車をジャッキアップ
・オイルを抜く
・オイルを入れる
・レベルゲージでオイル量を合わせる
・車からジャッキオフ
をするだけですので皆様も是非とも挑戦してほしい作業ですね♪
オイル交換はこまめにする事で愛車の寿命が劇的に伸びるので覚えておいて損はないでしょう。